2008.01.15 Tuesday

問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?

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    問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?
    問題な日本語―どこがおかしい?何がおかしい?
    北原 保雄
    JUGEMテーマ:読書


    仕事柄、膨大な資料(主に設計書や仕様書)に目を通すことが多い。書いている人は様々なのだが、若い人の書いたものはやはりと言うべきか首を傾げてしまうような表現が結構目に付く(自分も人のことは言えないが)。とてもお行儀の良い文章を書く必要は無いのだが、誤った表現で読み手に意図しない受け取られ方をしてしまうとバグの原因にもなりかねないので気をつけなければならない。

    さて、本日紹介する本はタイトルだけ見ると「昨今の乱れた日本語に物申す」みたいな感じを受けるかもしれないがそうではない。確かに明らかな誤用の指摘もあるのだが、概ねは「今その言葉が何故そのような意味を持つようになったのか」という解説に費やされている。

    中でも「全然」+「肯定文」(「全然良い」など)という表現が誤用ではないというのはなかなか興味深かった。この表現は明治頃は普通に用いられ、夏目漱石なども著書の中で用いていたらしい。理由を聞くと「なるほど」と納得できてしまうものなのだが・・・、その理由が何かは実際に読んでみて頂きたい。

    最近の日本語が気になって仕方無い方は是非お一読を。

    オススメ度:星星星
    2008.01.06 Sunday

    新年のご挨拶

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      JUGEMテーマ:日記・一般


      明けましておめでとうございます。

      旧年は、更新をサボってしまいアクセスして頂いていた方々には大変申し訳ありませんでした。

      本年は旧年のようなことの無いよう、一冊でも多くみなさまにご紹介できるよう頑張っていきますのでよろしくお願い致します。
      2007.07.04 Wednesday

      環境問題はなぜウソがまかり通るのか

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        環境問題はなぜウソがまかり通るのか
        環境問題はなぜウソがまかり通るのか
        武田 邦彦

        「たかじんのそこまで言って委員会」で紹介され、そのセンセーショナルな内容から広く反響を得た一冊。

        ペットボトルの事例に関しては読者自身には検証が困難なので武田氏の主張とそれに相反する主張のどちらが正しいのかは判別がつき難いが、北極と南極の氷の話は科学的でなかなか面白いと思う。

        後半は、環境問題というよりはどちらかというと報道のあり方について語られていた気がする。確かに、昨今のメディア報道は必要以上に誇張したり都合のいい部分だけ切り貼りしたりとフェアでないものが目立つ。受け側がいちいち行間を読まなければならないというのは非常に面倒だ。

        とは言え、この本自体もメディア。鵜呑みは良くないわけだが、日頃盲目的に行っている環境保護活動とやらを今一度考えてみるきっかけとして読んでみるのはいいのではないかと思う。

        オススメ度 星星星
        2007.06.29 Friday

        えんぴつ1本ではじめる イラスト手習い帖

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          えんぴつ1本ではじめる イラスト手習い帖
          えんぴつ1本ではじめる イラスト手習い帖
          兎本 幸子

          昔から絵を描くのが好きで授業そっちのけでノートにデッサン(落書き)をしていたものである。ただ、どうしても人物画だけは苦手でどうにもバランスが取れない。終いにはイライライしてしまうのでなるべく人は描かないようにしている。

          しかし、ふと描きたい衝動に駆られて描いてしまうのだがやっぱり上手くいかずイライラする、なんてことを何年も続けて来た。

          この本を見つけたのはただの偶然だった。別の本を探している中でたまたま目に入ったのだ。見つけた瞬間「これだ!」と思った。

          この本の良い所は、「絵が大雑把」なところ。ちょっと褒め言葉に聞こえないかもしれないが褒め言葉のつもりである。違う言い方をすると、「かしこまっていない」だ。

          いきなり写実的な教本を手にすると、否が応にも自分の絵とのギャップを突きつけられて長続きしない(それはお前の根性が無いからだと言われれば返す言葉は無いのだが)。だから帯にも書かれている通り、落書き感覚で基本を学べるこの本の方が精神衛生上良く持続力も保てる。

          趣味の基本は「気長に楽しく」だ。私と似たような経験した方で未だに人物画を描きたいと言う欲求が捨てきれない方はこの本から始めてみてはどうだろうか?

          オススメ度 星星星星
          2007.06.23 Saturday

          祖国とは国語

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            祖国とは国語
            祖国とは国語
            藤原 正彦

            ベストセラー「国家の品格」の著者、藤原正彦氏の作品。

            日本の教育を再生させるためのポイントは国語(読む、書く、話す、聞く)であると言う藤原氏の持論が展開された「国語絶対教育論」は、今の教育問題に少しでも興味のある方は是非読んで頂きたい。

            必要なものは新しい改革なんかじゃない。
            本来日本人が持っていたモノ、日本のアイデンティティを取り戻すことなのだ!

            また、本書の中盤を構成する「いじわるにも程がある」は非常にユーモア溢れる藤原家の話が短編で綴られている。こちらも面白いのでオススメだ。

            ちなみに著書のタイトルはフランスの思想家シオランの言葉に由来しているらしい。

            オススメ度 星星星星
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