2009.10.15 Thursday

美女と竹林

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    JUGEMテーマ:読書

    作品のジャンルはエッセイらしいのだが、どこからどこまでが事実で、どこからどこまでが虚構なのか分からない。

    内容は登美彦氏本人が来るべき竹林ブームのために竹林経営に乗り出す様子を第三者的な視点から語ったものとなっているが、実際に登美彦氏が竹林に絡む描写はそんなに多くない(笑)

    職場の先輩の家が所有する竹林の手入れを請け負ったは良いが忙しくて竹林に行けないという言い訳と登美彦氏の竹林論(?)がひたすら書き連ねられている。

    個人的には先輩の御尊父に竹林の手入れが進んでいないことを問われる夢のシーンが面白かった。

    テンポが軽快でスラスラとあっという間に読めてしまうので、難しい内容のものは苦手だという人には丁度いいかもしれない。
     
     
    評価:
    森見 登美彦
    光文社
    ¥ 1,680
    (2008-08-21)
    コメント:来る竹林ブームのために竹林経営に乗り出す登美彦氏。周囲の人々を巻き込み竹を刈ったり刈らなかったり。どこからどこまでが事実で、どこからどこまでが虚構なのか?竹林の中は妄想全開の森見ワールド!

    2008.08.24 Sunday

    蟹工船・党生活者

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      社会の近代史で聞き覚えのある人も結構いるだろう。
      自分も聞き覚えはあったのだが内容まではまったく知らなかった。

      蟹工船というのは、オホーツク海に出て蟹を取り蟹の缶詰を作るための船のこと。
      職の無い労働者達が安い給料でこの蟹工船に乗せられ、極寒のオホーツクで酷使される状況を客観的な視点から描いた物語である。

      資本家に搾取される彼ら労働者の姿がワーキングプアと呼ばれる現代の派遣社員の境遇に通じるものがあるということで今年に入って幅広い層から支持を得ているらしい。

      まあ、官民の癒着や不当な労働はいつの世も同じなのだろう。

      物語的には先述の通り、主人公のない客観的な視点であるため酷使されている惨状をパラパラと写真でめくって見ているような感じがして、自分的には感情移入しにくいというか惹きつけられないというかちょっと言葉では表しにくいですな。

      どちらかといえば、労働者解放のため警察の捜査網を掻い潜りながら運動をする主人公の姿を描いた「党生活者」の方がハラハラできて面白かった。

      オススメ度 星星星

      蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
      蟹工船・党生活者 (新潮文庫)
      小林 多喜二
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