2009.11.12 Thursday

「雲のむこう、約束の場所」 complete book

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    JUGEMテーマ:読書

    新海誠監督の作品「雲のむこう、約束の場所」の設定画集です。

    実はこの作品自体は見たことがないのですが、美麗なグラフィックが気に入って買ってしまいました。特にどこまでも突き抜けて行きそうな透明感抜群の空がグッドです(以前の記事にも書いてますが、空と雲が好きなのです)。

    グラフィックの他にも監督のインタビューや背景の元となった風景写真、本作品の原点である「塔のむこう」という短編コミックスなど内容盛りだくさんです。

    できれば作品自体も見た方がいいかもしれません。

    2009.10.17 Saturday

    鴨川ホルモー

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      「鹿男あをによし」の作者、万城目学氏のデビュー作。
      不思議で、お馬鹿で、ちょっぴり切ないファンタジー。

      主人公の安倍は、食費節約のために出席した京大青竜会の新歓コンパで出会った早良京子に一目惚れ。彼女に会えるという理由だけでこのサークルに入会してしまう。しかし、そこは「ホルモー」という怪しい競技を競うサークルだった。

      「ホルモー」とは、京大青竜会、京産大玄武組、龍大フェニックス、立命館白虎隊の間で代々競われている(身長20cm程度の小さい)オニを使役して戦うという怪しい競技の名称。なぜ「ホルモー」と呼ばれるのか?後に主人公達はその理由を目の当たりにして戦慄することになる。

      京都が舞台で、主人公が学生ということもあってストーリーの雰囲気は森見作品に近い印象を受けた。読みながら京都の街を歩いてみたいという衝動に駆られる。

      女性の鼻の美しさに執着するちょっと危ない主人公と、その友人で後にちょんまげ(表紙にも出ている)になる高村を除いてはそんなに強いキャラクターは無いが、京大青竜会という存在自体にクセがある。厳かでありながらどこかが抜けているのだ。
      途中、吉田神社で裸踊りをする儀式があるのだが後書から察するにどうやらこれは万城目氏の実体験らしい(笑)

      ほのぼのなファンタジーがお好きな方は是非。

      評価:
      万城目 学
      産業編集センター
      ¥ 1,260
      (2006-04)

      2009.10.17 Saturday

      鹿男あをによし

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        JUGEMテーマ:読書

         「さあ神無月だ。出番だよ、先生」

        突然鹿に話しかけられ、男は"目"と呼ばれる神宝の"運び番"を命じられた。

        いわずもがな、今年の3月まで放映していたドラマ「鹿男あをによし」の原作である。

        おっさん声で人語を話す雌鹿に、"目"と呼ばれる人の存亡のかかった神宝。古代史と神話を巧みに織り交ぜて壮大なファンタジーの世界が今回は古都奈良を舞台に展開される。

        出だしは若干暗い感じ(大学の研究室でのけ者にされている)の話なのだが、全体的にはほのぼの系ファンタジーなので安心して読める。

        登場人物にはそれほどのクセは無く、強いて挙げればかりんとうが大好きな歴史教師の藤原くんと、文章からでもその活力が伝わってきそうなリチャードこと小冶田教頭くらいだろうか。

        作中で紹介される史話や神話は、後の展開の伏線になっていたりするのでしっかり覚えておこう。

        ちなにみドラマの方はこれを読み終わった後に最終話を見ただけなので内容にどれくらいの差があったのかは分からないが、とりあえず先に挙げた藤原くんがドラマでは女性でヒロイン役になっていた。

        評価:
        万城目 学
        幻冬舎
        ¥ 1,575
        (2007-04)

        2009.10.15 Thursday

        美女と竹林

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          JUGEMテーマ:読書

          作品のジャンルはエッセイらしいのだが、どこからどこまでが事実で、どこからどこまでが虚構なのか分からない。

          内容は登美彦氏本人が来るべき竹林ブームのために竹林経営に乗り出す様子を第三者的な視点から語ったものとなっているが、実際に登美彦氏が竹林に絡む描写はそんなに多くない(笑)

          職場の先輩の家が所有する竹林の手入れを請け負ったは良いが忙しくて竹林に行けないという言い訳と登美彦氏の竹林論(?)がひたすら書き連ねられている。

          個人的には先輩の御尊父に竹林の手入れが進んでいないことを問われる夢のシーンが面白かった。

          テンポが軽快でスラスラとあっという間に読めてしまうので、難しい内容のものは苦手だという人には丁度いいかもしれない。
           
           
          評価:
          森見 登美彦
          光文社
          ¥ 1,680
          (2008-08-21)
          コメント:来る竹林ブームのために竹林経営に乗り出す登美彦氏。周囲の人々を巻き込み竹を刈ったり刈らなかったり。どこからどこまでが事実で、どこからどこまでが虚構なのか?竹林の中は妄想全開の森見ワールド!

          2009.10.15 Thursday

          宵山万華鏡

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            JUGEMテーマ:読書

            本作は 「宵山姉妹」、「宵山金魚」、「宵山劇場」、「宵山回廊」、「宵山迷宮」、「宵山万華鏡」と主人公の異なる六つの物語が同じ宵山で展開される。

            「宵山金魚」と「宵山劇場」の二つは如何にも森見作品らしいほのぼのとしたお話。友人を騙すという壮大な計画の表舞台と裏舞台という構成になっている。「宵山劇場」の方は「夜は短し歩けよ乙女」とも繋がりがあるようだ。

            「宵山姉妹」、「宵山回廊」、「宵山迷宮」、「宵山万華鏡」の四つはどちらかというと「きつねのはなし」よりで若干シリアスなお話。少女を闇夜に誘う赤い浴衣の不思議な少女達、同じ宵山の一日から抜け出せない老人と青年・・・と少し背筋がゾッとする宵山が描かれています。

            透明感ある描写でいろいろな角度から映し出される宵山はまさに万華鏡。
            読めばきっとあなたも宵山に言ってみたくなるはず。

            評価:
            森見 登美彦
            集英社
            ¥ 1,365
            (2009-07-03)
            コメント:京都の祇園祭宵山を舞台に幾人ものストーリーが交錯する。シリアスあり笑いあり、万華鏡の如く姿を変える宵山で森見ファンタジー全開です!

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